2018年3月10日土曜日

302:NHKと国会中継

現在、国民が聞いてもあまり熱心に聞けるような内容の国会ではないものの、この国民の政治への無関心に輪をかけるような現象が気になる。
それは、NHKのラジオ・テレビ両方の国会中継である。

たとえば、NHKの相撲の中継は結びの取り組みが定時の6時を過ぎても続けられ、それに続くニュースは取り組み終了後に延ばされている。

これに引き換え、まことに残念で悲しいことであるが、国会中継は重要なものであれ、11時56分頃を過ぎると「これで国会中継を終わります」と放送が中断されてしまう。
これは真剣に論議を聞いている国民には、後味の悪い結果をもたらす。
NHK自体が国会中継を大相撲中継よりも軽視しているのではないかとさえ思う。

このことを最近、安倍内閣の閣僚にある会での立ち話でした際、おどろくようなお言葉があった。
「そもそも国会論議は12時前に終わることになっているんだよ」。

「終わることになっている」とはどういうことなのだろうか。
国民はこのことをどう解釈すればよいのだろうか。

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