2017年1月11日水曜日

234:外交政策と西郷隆盛

トランプ氏が次期米国大統領に就任が決まり、またヨーロッパの現在の政治情勢のなかで、日本の外交姿勢がますます問われることになっていくことは間違いないだろう。

ここで、以前も紹介した、明治の元勲、西郷隆盛の言葉をもう一度みなさんとシェアしたい。


正道を踏み国家を以て斃るるの精神無くば、外国交際は全かる可からず。彼の強大に畏縮し、円滑を主として、曲げて彼の意に従順するときは、軽侮を招き、好親却って破れ、終に彼の制を受くるに至らん。 

ここで細かく用語を解釈することはしない。
みなさんがそれぞれに解釈していただければと思う。

またここで西郷の言っている「「正道」とは何か」「彼の意に従順するときは…」といったことは、現在でも極めて参考になることであり、西郷の言う「外国交際」は、現在の「外交」の原点にあるものではないか、と私は考える。

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