2014年3月18日火曜日

14:政治と有権者の距離

ほとんどの日本人は大相撲の実況中継を見たことがあるでしょう。好取組が5時のニュースと重なるとほとんどの場合中継を優先し、ニュースは後回し。
国会中継はどうなのでしょう。これはたまたまかもしれませんが、衆議院の予算委員会の中継が11時57分で終了し、その後は他番組の紹介と天気予報。
あまりにも国会中継が軽視されていると思うのは私だけでしょうか。


ここには政治が有権者にとって「遠い」ものであるという問題があるように思います。
現在の日本では、選挙民と政治家の接点はほとんど選挙期間中のみにしかありません。これでは政治家と有権者の距離はひらいていくばかりでしょう。


別の形での二者の関わり合いを模索しなければならないと考えます。
私は、自分で選んだ代議士に意見書や質問書を出すことを提案したいです。


意見書には大きく親書と投書の二種類がありますが、前者の方がより好ましいでしょう。
投書には「権力に対する物言い」としての意味合いが強く、必ずしも返事は期待されないのに対して、親書であれば、社会的地位の高い者であるほど返信を行う義務を持つからです。
このようなかたちで有権者は政治家とのつながりを密なものにし、きちんと自分の選んだ代議士を監視し、ある意味ではその代議士を育てていくこと、これがいまの日本の政治に欠けていることではないかと私は思うのです。


政治をなんとかしようと思っておられる皆さんはどう思われますか?

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