2016年9月7日水曜日

210:マスメディアはどうなっているの?

『選択』『FACTA』という月間誌がある。
これらには、新聞とは異なった論調の記事が多い。

下記に、『選択』『FACTA』から、「政治」トピックにかんする記事タイトルを列挙してみる。
・自民党「憲法改正案」のでたらめ(2016年8月号)
・安倍が難渋する「生前退位」問題(同上)
・安倍と「電通」の濃密なる癒着(同上)
・菅と二階の「冷たい同盟」(同年9月号)
・安倍「対中外交」に異変あり(同上)

『FACTA』
・安倍「AI戦略会議」は早くも負け戦(2016年6月号)
・「安倍改憲」は2018年夏(同年8月号)
・「安倍の次は稲田」当然の帰結(同年9月号)

これらの記事に関して、論評する資格は私にはない。
とはいえ、これらは新聞・テレビで取り上げられることはないが、国民に議論を促すような話題であるとは言えるだろう。

これらの記事は、安倍政権に批判的なものだと取れる。
しかしこういった批判的な事実が上のような雑誌では明らかにされながらも、NHKや読売新聞が行う第三次安倍再改造内閣の支持率は、8月3、4日の調査によれば55%(前回7月12、13日の調査では53%)と以前高い水準にある。

政治について考える際、新聞・テレビの論調と、上記月間二誌のような取材記事の間に大きなギャップがあることをまず認識しなければならないだろう。

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