2016年11月12日土曜日

226:まさかの米国次期大統領

米国市民でもない人間が、大統領選の結果について四の五の言う立場には本来ないだろう。
しかし、なぜトランプ候補が勝利したかについては、大きな懸案ということもあり、私見を披露したい。

公職についた経験もなく、マスメディアの支持もあれだけない中、僅差ではあるものの、45代米国大統領になるトランプ氏の勝因を私なりに分析すると、次のようになる。

それは、創業オーナー経営者としての、強靭な目標達成への意志と、それを達成してきた実績が背景にあるのではないだろうか、ということだ。
何があっても、何と言われようと、自身が過去に掲げた目標を達成してきた「めげない」経験があったからこそ、大統領にも成れたのではないか、と思う。
過去に破産をしようが、批判を受けようが、自身が立てた目標を達成してきた自信がトランプ候補にはあったのではないだろうか。

大統領として、トランプ氏がどのような政策や外交を展開するかはまったくの未知数あり、そういった中で、日本は主体的な、自主的な複数のシナリオを事前に策定しておくことが肝要と思う。
新大統領の外交方針が出た後、それに対応するのでは遅いだろう。
なぜなら、ワンマン創業経営者でもあるトランプ新大統領は、トップダウンで強引に意思決定をする傾向があると見ていいだろうからだ。

ところで、米国大統領選挙は、上院議員の選出もあり、また重要法案の賛否を問うものであることの認識があまりされていない。
大統領選出以外の側面もあることを認識したい。

世界で様々な変化が起きつつある。
英国のEU離脱、フィリピンのドゥテルテ大統領の発言問題、トランプ候補の勝利、次に何が起こるのだろうか?

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