2017年7月26日水曜日

268:政治に対する思考停止

7月21日(金)のインターネット上の時事通信の記事で、以下のような内容が掲載されていた。
「安倍首相、「待機組」処遇に苦慮――支持率急落で入閣辞退も」
具体的には、自民党衆院5回以上、参院3回以上の期を経た60名以上の議員が、「入閣待機組」として考えられている、というものだった。
これを目にして、いろいろと考えることがある。

いま、本質を読み取る力が国民に求められているのではないか。
上の例で言えば、各省の責任者である大臣の人選基準をどう考えるか、ということが本質であるはずだ。
ところがメディアは「議員経験」が大臣就任の主なる条件としか見ていない。
大臣としての資質や経験、信頼性、人間性などをメディアにはもっと考えてもらいたいと思う。

政治に対する思考停止と思われるような類似の記事がさまざまな場所で見られる。
我々も、ただ思考停止的に流し読みしてしまうのではなく、新しい見方でこれらを論評したい。
安倍内閣の改造まであと何日かと迫るなかで、主権者である国民がマスメディアの報道に対してあきらめてしまうことなく、国政に対する関心を持ち続けてほしいと願いたい。

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