2014年2月26日水曜日

10:意思決定ってなあに

今回は拙著にも書いていることですが、意思決定について書きたいと思います。
意思決定。この言葉は日常用語として定着しているように思います。

しかし、改まって意思決定の定義をしてくれと言われると、ハタと「なんだろう」と考えてしまうのではないでしょうか。

ひとことで意思決定を定義するなら、それは''choice(選ぶ)''ということです。選ぶには、ものが複数なければ当然選べません。その延長上で考えるなら、このような定義もできるでしょう。「ある案件に対して設定された判断基準に基づいて、複数の選択肢から最適な案を「選ぶ」という分析行為である」、と。

意思決定には4つの重要な項目があると言います。それを易しい質問に直すと次のようになります。第一に「何をきめるのか?」。第二に「諸目的(主目的・副次目的)・諸条件(投入できるヒト・モノ・その他)は?」。第三は「他に考えられる案は?」。第四は「もし実施した場合にどのような問題が想定され、もし問題が発生した際に現実的な対策があるか?」。


この段取りはいわば、グローバルに通用する常識であって、決して難しい理論ではありません。
みなさんも意思決定について考える際にはこの4点を意識してみては如何でしょうか。
私のブログで、このことについては後に触れる機会がまたあるでしょう。

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