2014年2月27日木曜日

11:北欧フィンランドの教育水準はなぜ高いか

このテーマは日本でもよく話題に出ます。日本の教育制度は残念ながら、その質において下降線をたどり、大きな国民的問題として我々の関心事項でもあります。
フィンランドは人口500万人の国でありながら、世界的な企業ノキアを有しています。(ノキアも技術革新の波に乗り遅れないような経営改革が必要という友人もいますが。)


教育水準の高い背景のひとつが、実は驚くべき技術なのです。フィンランドの初等・中等教育の教師は、全員修士の資格を持つことが義務づけられているのだそうです。この制度を日本に直接導入することはできないでしょうが、各県の首長で問題意識がある人はぜひ小・中・高の先生方に本当に必要なものは何か分析した上で、それを彼らに再教育して頂きたいと思うのです。
聞くところによると、日本の先生方にはあまり意味のない雑用が多すぎるようです。例えば教育委員会に対する報告書や文科省への回答書、要は調査のための調査が多すぎるのです。なんとかしたいものですね。子供がかわいそうです。世の親御さんもしっかりしてください。

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