2015年6月24日水曜日

115:歴史認識についての素人考え

本格的な調査をせずにこのような発言をすること自体、軽率かもしれませんが、あえて述べることに致します。


過去の対立や紛争に関して日中・日韓ほど、その収束の見通しが立たない例はあまりないのではないでしょうか。
特に歴史認識の問題に関して、状況はかなり混沌としたものになっているような印象を受けます。


これにはどのような問題があるのでしょうか?
素人考えですが、私個人としては、ここでは「共通の・統一された歴史認識をつくらなければならない」という観念がそもそも非現実的なのではないかと思います。


2つの国の間で「完全に統一された歴史認識」をつくることなど、果たしてできるのでしょうか?
私はそれは不可能だと思いますし、だからこそ現在の日韓・日中の歴史認識をめぐる議論も、非常に混乱しているのではないかと考えます。


大事なことは、まず、両者で「同意できる事実関係を確認する」こと、そして、その他のことについては「事実関係が証明できないことを確認し合うこと」の2点ではないでしょうか。


この2点を踏まえた上で、それぞれの当事者国が、自らのこれまでの歴史や文化や国民性に合わせて、個別に歴史記述を行えばよいのではないかと思うのです。
そして、それぞれに対し、相互に干渉しない、という取り決めを行う、ということです。


以上、素人考えで書いてきましたが、みなさんはどう考えられるでしょうか?

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