2014年4月9日水曜日

19:ユダヤ人と日本人

たまたまユダヤ系のアメリカ人との会話で米国におけるユダヤの影響力が大きい理由はなんだ、という議論になりました。
現実は、金融・芸術・情報・高等教育などなどの分野でずば抜けた存在であるからと言っても過言ではないでしょう。いったいなぜそうなのでしょう、ということでまた悩みました。
ユダヤ教の聖典は旧約聖書です。ある時、日英対訳の旧約聖書を読んでいてある発見がありました。日本語訳ではあいまいな箇所が、英語訳ではクリアに記述されていたのです。その箇所は、「出エジプト記 第35章」、内容は神がユダヤ人に与えた基本的な素養であり、それが''the Spirit of God, ability, intelligence, knowledge, craftmanship''の五つであり、日本的に解釈すれば、「宗教心・能力(遂行能力)・知力(the ability to respond quickly and successfully to a new situation/Webstar)・知識・技能」でしょう。


旧約聖書だけでユダヤ人の優秀さを説明し切ることはできないでしょうが、しかしこの記述と日本人についてを併せて考えてみることは有益ではないでしょうか。


どうも日本人が意識しなければいけないことは、ここで言うインテリジェンスという概念と宗教心であるように思うのです。
未来の日本社会を考えるときに、上記の二つの要素が強化されると、日本はさらに素晴らしい国になると思うのですが……。

0 件のコメント:

コメントを投稿