2014年11月24日月曜日

64:日中韓の歴史認識

ある少人数の会で、谷垣禎一・自民党幹事長の話を聞く機会がありました。
当然、政治家として、この問題に触れられました。


谷垣幹事長のアイデアは、歴史問題をはじめ、存在する懸案事項を関係各国が共同して解決策をつくりだすことが重要ではないかというものでした。
また谷垣幹事長は「3つの国の歴史文化・メンタリティが異なっているので、結論は各々別々で良い」といった趣旨のことも言われました。
3国間が同意した各国別々の歴史認識を作り上げるということです。
重要なのは、それぞれの国の歴史認識をつくる際に、共同作業をするということなのだ、ということでした。


どうも、日中・日韓の歴史問題は、両国間で一致した内容で同意されなければならないという「呪縛」があるように思います。
この谷垣幹事長の発想は、まさにこの呪縛を解くための賢いヒントとなっているような気がしました。

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