ここ何年か、日本でもハロウィンが催しとしての賑わいを見せているようだ。
しかし、そもそもハロウィンとは何なのであろうか?
これは元々は宗教的なお祭りとしてあったものだが、その後特にアメリカで、ほぼ宗教色を脱色したかたちで普及したイベントであるようだ。
私もアメリカに滞在していた当時のことを覚えているが、その内容とは、子どもたちが仮装して街の家々を訪ねて歩き、キャンディなどのお菓子をねだる(“Trick or Treat!”)ものだ。
人々が楽しむイベントに水を差すことになるかもしれないが、子どもの遊びや楽しみを、大の大人にまで持ち込む感覚を、なんなのかと思ってしまう。
ハロウィンをコマーシャル化、商業目的化する背景にはそれを演出する人々がいるに違いない。
営業妨害をするわけではないが、超えてはならない一定の秩序や良識の範囲内でやってほしいものだ。
外国人がどう見るかを過度に気にする必要はないかもいれないが、日本人が幼稚化している、というような印象だけは与えたくないものだ。
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