2016年1月16日土曜日

164:総理の記者会見

国家元首の会見に出席する記者が、日本の場合、ほとんど20代ではないか、と思われるほど若い方が多いのが気になっている。
米国をはじめ、他の国の大統領や総理の記者会見の様子をテレビで垣間見ると、記者席の取材陣に40代50代と見受けられる記者が多いことに気が付く。


これは、もちろん各国それぞれの慣習に負うところが大きいのだろう。
しかし、国民の知る自由というのは、単なる表面的な現象に留まるものではないと思う。
ものごとの本質や動機、そして隠れた狙いを取材するためには、記者経験の豊かな人物が必要となるのではないか。


記者としてのプロフェッショナリズムが、日本ではどうも育たないような気がしてしまうのだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿