2016年1月1日金曜日

160:教育問題について

教育改革のなかで避けては通れない領域が、ボーダーレス時代において、島国根性を持つ日本人がどのようにサヴァイヴできるか、という問題である。
つまり、世界社会とどうかかわっていくか、世界社会で仕事ができる人間をどう育てるか……という、コミュニケーション力や英語力よりも高い次元の期待成果を考える必要があるということだ。


グローバルに通用する人間にかかせない3つの要素を提言したい。


・グローバルな人材としての人格形成
このような高邁なことについて述べる資格は私にはないのだが、ひとことで言えば、「他人と対等に渡り合い、世界に通用する良識を持ち、尊敬される人間になること」である。


・問題解決力
辞書によればこれは、「いくつかの事物に共通なものを抜き出してそれを一般化して考えるさま」とある。
この論理的思考力、というべきものが、国際的に通用するものであることは言うまでもない。
また、これを私なりに言えば、どのような状況に直面しても、ソリューションを導き出すためのものの考え方の枠組みを持つということだ。




・遂行能力
目的を達成することに対して使命感と情熱を持ち、単なる能力ではなく、行動に結びつく意志力を持つこと。
良くも悪くも、と言うと言い過ぎかもしれないが、きちんと結果を出すということだ。


このような理念を持ったうえで、教育改革を行って頂きたいものだ。
ボーダーレス社会とは、日本を含んでいることは言うまでもない。


日本人には、この諸力を開発するポテンシャルが十分ある、と私は思う。

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