2016年6月29日水曜日

192:地政学的「平和」の定義とは?

国際政治の専門家に叱られるかもしれないが、日本の安全保障について考えている一国民として、いささか垢にまみれた「平和」ということばの定義を、私なりに披露してみることにしたい。




地政学的にみた「平和」とは、あらゆる紛争や対立が、ひとびとの生命・財産に対して脅威を与えないようにマネージメントされている状態である。


人間や、人間社会に憎悪やもめごと、対立が避けられないという現実を踏まえて、平和をどう定義するかについて、これといった普遍的な定義はないのかもしれないが、上が私なりの定義である。
みなさんの批判を仰ぎたい。


ベトナム戦争時代、当時平塚に住んでいた私は、御殿場の駐屯地にいる米兵と会話をする機会があった。
彼は、ベトナム戦争の悲惨な体験から、彼なりに平和について考え、まさに上の定義に近い話を私にしたのだった。
これは私なりの平和概念の原点といってもいいようなエピソードである。
余談めいてしまうが、ここに記しておくことにする。

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