2014年6月1日日曜日

34:「男性」と「オス」のちがい

大変突拍子もないテーマではあるのですが、「男」についてひとつ書いてみたいと思います。



「日本の男性が小粒になった」とよく言われます。


先日、家内と街で昼食をとっていた際、20代後半と見られる2人組のOLが話をしていました。

聞いてみれば、「最近の男はダメね~」などと面白そうなことを話しており、興味を持った我々はその話に参加しました。
結果その2人と仲良くなってしまい、後日自宅に彼女らを招いて食事をしつつ色々と会話をしたのでした。

私の質問のひとつは、「同世代の男性をどう思うか?」でした。

これに対して彼女たちは間髪入れず「頼りない!」「志がない!」「だから恋もできない!」と返しました(笑)

そこで私はひとつ考えたことがありました。

人間の「男性」と動物の「オス」とは何が違うのだろうか、と。

共通する事項として、メスに対する関心・子孫を残そうとする本能・(動物にもよるでしょうが)家族への食糧の確保くらいは言えるでしょう。


ところが、どうも先日のOLの会話から読み取れることは、この「オス」としての要件以外に、「女性」が「男性」に持っていてほしいと思う何かがあるのではないか、ということでした。


それは「公」ということです。
どんな小さなことでも自分にしかできない何かがあり、それを実行して社会の役に立つ、という公共に対する関わりを持つということ。

これが「オス」と「男性」を分ける大きなちがいのひとつなのでは? とこの一件で私は思ったのでした。


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