2015年1月3日土曜日

74:謹賀新年

あけましておめでとうございます。
昨年は大変ご無礼を致しました。
本年も皆様のご多幸をお祈りしております。


さて、相変わらず混沌としている世界情勢の中で、国のあるべき姿についてこれまで色々と述べられてきました。
安倍総理の言う「美しい日本」をそのまま英文に直訳して日本の将来として世界に発信することは、果たしてこれでは通用しないのではないでしょか。
'Beautiful Japan'では、世界の人間は何を言っているのかわからないでしょし、これの内容が食文化や漫画・アニメだけでは悲しいものです。


国というものは、歴史・文化・自然・産業などに分解することができます。


この中で海外に日本のかたちを押し出していくに当たって重要なのは、「何が必要で、何が不必要か」を考えなければならないということです。


国を形作る要素は様々ですが、忘れてはならないことは、近年死語になっている「正直さ」「誠実さ」「勤勉さ」「約束を守ること」「倫理」など国民性を表す重要な概念ではないでしょうか。
「嘘をつくな」「正直であれ」「率直であれ」といった社会生活を正常に保つための要件を教育などを通じて継承すること、これは忘れてはならないものだと思います。


「美しい日本」をつくるのだとしても、これは必要不可欠なものに思えます。


蛇足になりますが、私が発信している「第三の国家目標」――第一は明治の近代工業国家建設、第二は敗戦後の国家再建、そして第三は東日本大震災を契機に求められる第三の国家目標――をどのように考えたら良いのか、今後私なりに意見を述べていきたいと考えています。

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