2014年5月26日月曜日

32:なぜ日本憲法を海外で議論するのか?

産経新聞は、今年5月1日に新憲法法案として昨年4月にまとめた「国民の憲法」要綱の一部の英訳版を発表しました。
その目的は「海外でも多くの人に内容を知ってもらい、国際的な議論を行ってもらう」ことにある、と報道されました。


しかしよく考えてもらいたいのです。
国際的に議論された結果、外国の識者から異論が出たり、改定の要求が出た場合、当事者である日本人は受け入れることになるのでしょうか?
他国の人に色々と言われて自主憲法ができるのか? と私は疑問に思います。
この時期に憲法改定を論じることは大いに結構だと思います。
しかし、悪く言えば外国の顔色を伺いながらその作業を進めるのは、私はいかがなものかと感じるのです。


西洋社会からどう思われようとも、日本が世界に対して規範をなるような憲法を、日本人の主体性をもってつくらなければならないと私は考えています。

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